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円安の背景についての財務大臣の見解

財務大臣の加藤は、円安の背景についての見解を述べました。円相場は一時1ドル153円をつけました。円安は輸出企業に恩恵がある一方で物価高を悪化させる懸念材料にもなります。大臣は急速な円安の背景について、為替市場の動向について具体的にコメントすることは市場に不測の影響を与えるということで従前から差し控えていることを述べました。ただし、為替相場の動向が日本経済に与える影響については、輸出物価の変動を通じた企業の海外売上げや利子・配当など海外からの所得等への影響、輸入物価の変動を通じた国民生活・事業活動の負担への影響など、様々な経路をたどりながらプラスの面、またマイナスの面、双方の影響があると述べました。政府としては為替市場における過度な変動や無秩序な動きについてしっかり見極めているということを表明しました。
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